1986年(来日20周年)


ビートルズ復活祭プログラム(ビートルズ・シネ・クラブ作成)      1986年春号
ビートルズ・シネ・クラブでは年3回ほどのフィルム・コンサートを全国各地で毎年行っていましたが、
現在のように一般家庭にビデオが普及していなかった時代だったのでいつも会場はファンで一杯でした。

このプログラムはその時の会場で販売されたものです。

80年頃まではビートルズ・シネ・クラブ以外にもこういったフィルム・コンサートは全国各地で行われていました。
しかし、ビデオの普及とともに会場まで足を運んで動くビートルズの姿を見ようというファンも減少してしまい
ビートルズ・シネ・クラブでも90年代をもってその活動は停止されました。

今ではフィルム・コンサートを通じてファンとの交流を持つという役目も終えてしまったため
そのクラブ名からシネの文字がはずされ、現在のビートルズ・クラブをなっています。





ザ・ビートルズ・イン・東京 1986年6月29日発行

写真を中心とした内容。







TOKYO DAYS               1986年7月1日発売
ビートルズのハンブルグ・ライヴやデッカ・オーデションの販売権を持っていたテイチクが
乱発気味に次々と発売していたビートルズ物の中で異色を放つ1枚がこれ。

復刻版プログラムを入れるために、LPサイズよりもTHE BEATLESの文字の分だけ箱が上方向に長くなっています。

肝心の収録内容ですがコンサートの演奏曲は使えなかったので、曲の前後のお喋りや
インタビューなどを収録していますが、それでも収録時間はかなり短いです。
あらためて聴く気にもならないので時間は計っていませんが、両面合わせてたぶん20分もないと思います。

このレコードは2000円という値段でしたが、音源としての魅力は無いに等しいので
あえてその価値を見い出すとしたら完全復刻されたプログラムということになります。

でもこの豪華な箱に入っていることもあってタイトルだけ見てライヴ盤かと思って買ったファンもいるのではないでしょうか?

しかし、このアルバムはカセットとCDでも発売されていましたが、それらには復刻プログラムは付いていない上に
CDは3000円という定価が付けられていました。それだったら海賊盤を買ったほうがマシだと思うのですが・・・。


帯を外した状態。






ツアーのチラシ
こういったパック・ツアーはいつの時代でも行われていますが、わざわざ20周年記念なんて言葉を宣伝に使っています。

でも、このチラシの作成日は来日21年目の87年なんですが(笑)。
しかも、このチラシはファン・クラブの会員に旅行会社から送られてきたものなんですが、
旅行会社から送られてきたのはさらに翌年の88年・・・。

行き先のパリなんてショッピング目的と書いていあるので、ビートルズとは全然関係ないところです。





KEIBUY CATALOGUE                   1989年7月発行
ビートルズの絵が競売にかけられています。ちなみに最低落札希望価格は1500万円。

KEYBUIではなかったかもしれませんが、たしか、来日時のインタビュー・テープもオークションで売られていました。
後で紹介するマスターディスク盤は、そのテープから収録したのではないかと思います。



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