アメリカ盤LP「ラバー・ソウル」

US LP”RUBBER SOUL”

2010.03.06



アメリカ盤「ラバー・ソウル」のステレオ盤にはリバーヴ(エコー)の有無による2種類のプレスが存在するが、
ここではアルバムの紹介とともにプレス時期によるリバーヴの有無についての検証をしてみた。

リバーヴ音源を収録したレコードは東海岸でプレスされたものに存在するらしいが、すべての東海岸プレス盤がこの音源という訳ではないらしい。
また、私の手持ちのレコードを確認したところ「A面リバーヴあり、B面リバーヴなし」というようなレコードも存在していることが分かったが、
これらはプレス時期や工場によってAB面のスタンパーの組み合わせによって発生したバリエーションのひとつだと考えられる。





曲によってリバーヴ(エコー)の量が違っているが、私が聴いた感じでは次のとおり。
 ( )内は通常のテイクと聴き比べてリバーヴの量の多い、少ないを表す。

    ※(中)はエコーが多くも少なくもなく、普通にかかっている状態。


夢の人(中)
ノルウェーの森(少ない)
ユー・ウォント・シー・ミー(中)
シンク・フォー・ユアセルフ(少ない、ただしエンディングに派手にエコーがかかる)
ザ・ワード(多い)
ミッシェル(中)
イッツ・オンリー・ラヴ(少ない)
ガール(中)
アイム・ルッキング・スルー・ユー(中)
イン・マイ・ライフ(少ない)
ウェイト(中)
浮気娘(中)


リバーヴ(エコー)は主に左チャンネルのみにかけられているようである。
(注:モノラル盤にはリバーヴのかけられたものは存在していないらしい)


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モノラル盤  T−2442



リバーヴはかかっていない。




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ステレオ盤  SW−2442



(レインボー・レーベル)エコー有り
マトリクスの記号(縦長の丸)ジャクソンビル・プレス
機械打ち   ST12442 W6
        ST2 2442 W12



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ジャケットは基本的に上記盤と同一仕様のため省略。
(グリーン・レーベル)エコー有り
マトリクスの記号(点々が丸くなっている)LAプレス
手書き  ST−1−2442・A・13−
      ST−2−2442・B・12・



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ジャケットは基本的に上記盤と同一仕様のため省略。
(アップル・レーベル)A面エコー無し、B面エコー有り
マトリクスの記号(アンテナみたいな細長い△)バージニア ・プレス
手書き   ST−1−2442ーH17
       ST−2−2442ーW18” 1−S



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ジャケット上部の”NEW IMPROVED・・・”の文字のバックが白枠になった。
(表に貼付されたジャケット部分の裁断位置の変更によるもの)
ジョージのアゴの部分も欠けずに写っている。


(アップル・レーベル)エコー無し
マトリクスの記号(点々が丸くなっている)LA・プレス
手書き  ST−1−2442ーGー21・
      ST−2−2442ーGー27・
機械打ちで両面にMASTERED BY CAPITOLの刻印あり




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ジャケットは基本的に上記盤と同一仕様のため省略。
(オレンジ・レーベル)A面エコー有り、B面エコー無し
マトリクスの記号(点々が丸くなっている)LA・プレス
手書き  ST−1−2442ーGー23・
      ST−2−2442ーGー27
機械打ちで両面にMASTERED BY CAPITOLの刻印あり



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SW−2442
レコード番号がSTからSWに変更された。
ジャケット上部の”NEW IMPROVED・・・”の文字は削除され右上のキャピトル・ロゴも少し上に移動している。
また、ジャケット写真は背タイトル部まで回りこんでいる。



(ニュー・レインボー・レーベル)エコー無し
マトリクスの記号(大きなSの中にRとCが入っている)どこの工場?
手書き SW−1−2442 Gー26
     SW−2−2442 Gー39
機械打ちで両面にMASTERED BY CAPITOLの刻印あり




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C1−90453
ジャケットは基本的に上記盤と同一仕様のため省略。
レコード番号が変更された。
ジャケット裏ではバーコードが入り、キャピトル・EMIのロゴ・マークも変更された。



(パープル・レーベル)エコー無し
マトリクスの記号(大きなSの中にRとCが入っている)どこの工場?
上記のニュー・レインボーと同じマトリクスを消して新しい番号が手書されている。
      C1−2−90453−G26
      C1−2−90453−G39
機械打ちで両面にMASTERED BY CAPITOLの刻印あり




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ジャケット背タイトル部の比較

上:ST−2442
中:SW−2442
  背タイトルはST−2442と同一の書体・文字で印刷されているが背景が黒っぽいため文字の読み取りは難しい。
下:C1−90453
  SWで文字が読み取れなかったためか、文字の色が黄色に変更された。




今回の検証は22年2月21日のブログ記事に加筆したものです。
さらに詳細を知りたい方はブログ記事を参考にしてください。






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