キャピトル・レコーズ・60・アニバーサリー・1942−2002
   
               Capitol Records Sixtieth Anniversary 1942-2002


キャピトル・レコードの創立60周年を記念して製作された6枚組みのCDセット。

1942年から2002年までを10年単位で、それぞれ1枚のCDに16曲づつ合計96曲を収録。
収録曲はすべて24・ビット・デジタル・リマスターされています。


2006.7.19
US盤CD US CD
ボックスは布張り。


一番手前の付属のブックレットは黒地に「60」と書かれただけのシンプルなデザイン。





以下は付属の別冊ブックレットからビートルズ関係のページのみ紹介しました。








CD1枚目(写真は割愛させていただきました)のブックレットの解説は、1941年の日本軍による真珠湾攻撃から始まります。

第二次世界大戦という混乱の中でキャピトル・レコーズは創立されました。





CD3枚目 1960−1969
6枚のCDはすべてデジ・パックで、布張り風のエンボス加工がされた紙を使用しています。
また、それぞれ年代別に色分けされていて、60年代は黄色で印刷されています。


6枚のCDはそれぞれにブックレットが付属、見開きの左側に貼り付けられています。

ブックレットの解説によると上の写真は、1964年のビートルズのコンサート時のものと書かれていますが、
左の熱狂的な二人に比べてその右の冷静な女の子に注目。

膝の上にポータブルのオープン・レコーダーらしきものを置いて左手でイヤホン・マイクをステージに向けていますが
この時代にバッテリー・タイプのポータブル・デッキがあったのでしょうか?

だとしたらスゴイことだと思いますが、この状況の中ではまともな録音は出来ていないでしょう。
でも、ビートルズのライヴを録音していたのだったら、ぜひ聴いてみたい気もします。

彼女たちの目線の位置からするとステージにかなり近い位置のようですが、照明(あるいは映写機?)の位置や
テープ・レコーダーを持っていること、熱狂状態でありながら椅子にきちんと座っている事
(ワシントンDCやエド・サリバン・ショーの映像をみると確かに座っていますが)などを考えると
ちょっと不思議な印象の写真ではあります。


こちらの写真はワシントンDCでのライヴ映像から。
左のメガネをかけた女性が、
マイクを持った右手を上げています
こちらも左の女性がマイクをステージに向けています。
この二人の座席位置はほとんど同じようなのでマイクを交代で持っているのかもしれません。


こういうボックスの魅力のひとつは知らない曲にめぐり合えるということですが、この60年代編を
聴いていると山下達郎さんのFM番組「サンデー・ソング・ブック」を聴いているみたいで感激〜!

(でも、ボックス・セットにはやっぱり聴きたくない曲というか、どうでもいい曲もいっぱいですけど・・・)




60年代編の1曲目は「ア・ハード・デイズ・ナイト」が選ばれています。

キャピトル60周年を記念するボックスということで、その歴史を考慮して私が選曲するならやっぱり「抱きしめたい」ですね。

曲目クレジットのところでポールはバック・ボーカル、ベース、ボンゴ、ドラム、アコースティック・ギターとなっているけど
正しいのでしょうか。


13曲目にジェームズ・テイラーの「思い出のキャロライン」を収録。

15曲目は「ヘイ・ジュード」ですが、なぜかこの曲だけがモノラル・ヴァージョン採用という、
またまたアメリカらしい(明らかな)ミスをやっています。

先に収録の「ア・ハード・デイズ・ナイト」やザ・バンドの「ウェイト」でもステレオ・ヴァージョンを採用しているのですから
どう考えても「ヘイ・ジュード」のモノラル・ヴァージョンはマスター・テープを間違えて使ったと考えていいでしょう。

まさか「キャピトル・ボックス2」も同じ担当者じゃないでしょうね(責任者出て来〜い)。





CD4枚目 1970−1979
緑が基調の70年代編。




70年代編の収録曲。

1曲目「イマジン」
2曲目「マイ・スウィート・ロード」
3曲目「明日への願い」
4曲目「デイ・アフター・デイ」バッドフィンガー
5曲目「バンド・オン・ザ・ラン」

以上、ビートルズ御一行様でした。

70年代編の最後はザ・ナックの「マイ・シャローナ」で締めくくりとなっています。








ビートルズの楽曲については60年代前半を除くと、今回紹介したような編集盤に使われることはほとんど無く、
60年代後半以降に発売されたアルバムにビートルズの曲が収録された編集盤は数えるくらいしか残されていません。

それに比べるとジョンの「ハッピー・クリスマス」とポールの「ワンダフル・クリスマス・タイム」がほとんど毎年のように
編集盤に収録されて発売されているのはさすがに閉口します。

たくさんの人にこれらの曲を聴いてもらえることはいいのですが、乱発としかいいようのない現実には困ったものです。

少なくともビートルズの曲がきちんと管理されてファンの(ついでにコレクターも)混乱を
避けてくれていることはありがたいです。




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