UK盤LP「プリーズ・プリーズ・ミー」       
           と各国盤
 
       
  UK LP ”Please Please Me” 
   with German,French
     and 3 other US LP’s
  

UK盤LP
2006.9.24


モノラル盤 Mono


ゴールド・パーロフォン
「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」など4曲の音楽出版権者がノーザン・ソングスと変更されたタイプ。


内袋。







イエロー・パーロフォン
外周部のレコード会社クレジットが’THE PARLOPHONE CO.LTD’でセントラル・リマークの無いものです。






ステレオ盤
Stereo


トゥー・マークス
上下にEMIのマークが入った「EMI・トゥー・マークス」ですが、これはトゥー・マークス・タイプでは一番最初のもので
外周部のクレジットが’THE  GRAMOPHONE’となっています。





80年代後半のタイプ。


外周部の文字が”ALL RIGHTS・・・”で始まるレーベルで、最初のタイプは文字がやや細長くなっていたのですが、
こちらは文字がやや四角っぽくなったタイプです。






デジタリー・リマスタード盤


Degitally Remastered
88年10月


ビートルズの全アルバムがCD化された時にアナログ盤もデジタル・リマスター音源を使用して再発売されました。
こちらはデジリマ盤としては一番最初のタイプです。





95年の発売。
95年盤はジャケット裏にアップル・ロゴが入りました。




レーベル・デザインは88年盤と同じです。


95年に製造されたアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」と「ア・ハード・デイズ・ナイト」の2枚は本来のモノラル・プレスと
間違ってステレオ・プレスされたものの2種類が存在していますが、こちらは本来のモノラルでプレスされたタイプです。





こちらは間違ってステレオでプレスされたタイプですが、ジャケットやレーベルは上記のモノラル・プレス盤と
まったく同じなのでマトリクスを確認しないと見分けはつきません。





98年の発売。
98年盤はジャケット裏のアップル・ロゴの右側に”Beatles””Apple”and・・・という文字が追加されました。


バーコード部分に上からステッカーが貼付されていますが、このステッカー貼付で出荷されたのは一時期だけだったようです。
また、CDにも同じようにバーコード部にステッカーが貼付されていた時期がありました。


レーベル・デザインは88年、95年盤と同じです。





2004年頃の発売。
ジャケットは98年盤と同じものが使われています。



レーベル・デザインは88年から同じものが使われていて約20年間も変更されることはありませんでした。
印刷の色が少し薄く灰色っぽい感じになっている事とプレス形状の関係で98年盤とは印象が違って見えます。

ジャケット、レーベル共にイングランドの文字がありますが、実際はオランダ・プレス盤です。
2000年頃からと思われますが、アナログ盤は在庫の無くなったものから順次オランダ・プレスに切り替えて発売されています。





私が初めてこのアルバムに接したのは76年に日本盤として発売された時でしたが、
その時の印象は「これが初めてイギリスで出たアルバムなんだなあ」という程度の印象だけでした。

輸入盤店にはアメリカ盤「ミート・ザ・ビートルズ」は置いてあってもイギリス盤「プリーズ・プリーズ・ミー」は置いてなかったので
アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」の実際のジャケットを見たのは76年発売の日本盤が初めとなります。

しかし、私にとってはもともと馴染みのないレコードであったので、どうも愛着は湧かなくてその辺りの感覚としては
リアル・タイム派のファンがビートルズのデビュー盤といえば日本盤「ビートルズ!」というのと似ているのかもしれないです。



続く
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