US盤LP | US LP |
アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」がアメリカで発売されたのは87年、ビートルズ全作品のCD化に合わせて
アナログ盤もすべてイギリス盤に統一されて発売されました。
デジタル・リマスター盤 87年7月21日発売 |
Degitally Remastered | |||||||||||||||||
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ジャケットに貼付されたステッカー。 このステッカー「オリジナル・ブリティッシュ・カタログ」という文字の通り、英国オリジナルの形で米国では初めて 発売されることとなったアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」から「リボルバー」までの7枚に貼付されました。 |
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最初に出たタイプの再発レインボー・レーベル。 88年の再発盤。 |
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同じジャケットのままでレーベル・デザインのみが変更されたタイプ(ジャケット写真は割愛させていただきました)。 文字の配列自体は上記盤とまったく同じで変更されていません。 プレスの形態が中央部が大きく窪んでいてオランダ・プレスとそっくりですが、 センター近くのリングの大きさがオランダ・プレスとは異なります。 |
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95年11月21日発売。 | ||||||||||||||||||
ジャケット裏とレーベル面にアップル・マークが復活して発売されました。 |
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ジャケットに貼付のステッカー。 こちらは最初に紹介した赤丸ステッカーが「リボルバー」までの7枚に貼付されたのとは違って 全タイトルに貼付されていました。 |
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アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」では作詞作曲のクレジットが今まで「マッカートニー/レノン」となっていたのですが 今回、初めてレーベル面のみ「レノン/マッカートニー」と変更されています。 |
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アメリカ盤について 私は76年に発売された日本盤にぜんぜん愛着が湧かないと書きましたが、アメリカのファンも初期7タイトルについては 同じ心境の人が多かったのではないでしょうか。 アナログ末期ということもありますが、実際の売れ行きもそんなに多くなかったようで スタンパーは88年発売のパープル・レーベル盤とまったく同じものが使われています。 |
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フランス盤LP | French LP | |||||||||||||||||
1977年の再発売盤。 |
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このフランス盤もレーベル面の作詞作曲クレジットは「レノン/マッカートニー」となっています。 | ||||||||||||||||||
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ドイツ盤LP | German LP | |||||||||||||||||
ジャケット上部、白い部分の文字が削除されています。 |
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発売時期は不明ですが85年頃に購入したもの。 ドイツ・ミックスの謎? |
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さて、最後に紹介するドイツ盤ですがキレのいい音を期待して盤面に針を落とした瞬間の衝撃は忘れられません。 私のオーディオ・システムはやや低音を控え目にセッティングしてあるのですが、 それでもまるでアンプのラウドネス・スイッチをオンにしたかのようなディスコ調ともいうべき ド派手な音が飛び出してきたのにはビックリしました。 低音が出るようなセッティングのオーディオ・システムだったら、かなりブーミーでまともには聴けないのではないかと思いますが いわゆるラウド・カットなどというわずかな音圧レベルの差どころではなく、まさにディスコ・ミックスとでもいうような 派手派手な音となっていて、深いエコーがかかったキャピトル・ミックスも霞んでしまうような音となっています。 ドイツ盤の初期4タイトルは独自のミックスがされているらしいという話も聞いたことがあるのですが 今回紹介している「プリーズ・プリーズ・ミー」以外に実際にそのようなミックス違いが存在するのか、 また存在するとすればどのように違うのか詳細はわかりません。 この「プリーズ・プリーズ・ミー」のディスコ・ミックス(あえてこう呼ばせていただきます)にしても 80年前後のこのレーベルの時期だけ採用されたものなのか、あるいは他の時期に発売されていたものも このようなディスコ・ミックスで発売されていたものなのか分かりません。 なお、このミックスは一部の曲だけではなく、アルバム全体がこのようなディスコ・ミックスになっています。 もし、ドイツ盤の初期4タイトルをお持ちの方で明らかに音質やミックスが違うというものを お持ちの方がいらっしゃいましたら、私のブログでも情報提供をお願いしていますので メールまたはブログまでよろしくお願いします。 |
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こちらのドイツ盤は”1C064 10 4145 1”という レコード番号のタイプですが、少しだけエコー気味の ミックスがされています。 しかし、「プリーズ・プリーズ・ミー」ほど極端な処理では ないので指摘されなければ気が付かない場合が 多いかもしれません。 「ウィズ・ザ・ビートルズ」と「フォー・セール」のドイツ盤は 所持していないのでどのような音なのか分かりません。 |
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オマケ カナダ盤編集盤「ツイスト・アンド・シャウト」はUKオリジナルの「プリーズ・プリーズ・ミー」に 準じた選曲となっているのでここで取り上げてみました。 1曲目が「アンナ」という意外な曲で始まる選曲となっていますが、 どうせだったら「フロム・ミー・トゥ・ユー」か「シー・ラヴス・ユー」を トップに持ってきた方がもっとビートルズらしいアルバムになっていたのでは・・・。 |
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カナダ盤LP | Canada LP | |||||||||||||||||
作詞作曲のクレジットは「レノン/マッカートニー」と「マッカートニー/レノン」が混在しています。 オレンジ・レーベルなので時期的には米国ではステレオ盤が主流の時代ですが、 このカナダ盤はモノラル音源で発売されています。 |
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85年頃に新品で購入したもので、ジャケットはモノラルのTナンバーになっていますが、 レーベルだけがステレオのSTとなっていて実際の音源もステレオとなっています。 カナダ盤もアメリカ盤に見習っているのか(笑)こういった表示間違いやプレス・ミスも意外と多いようです。 あまり細かいところは気にならないのでしょうね。 なお、「シー・ラヴス・ユー」は擬似ステレオではなく、完全なモノラル音源を使用しています。 |
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余談ですが、CDが本格的に普及する以前には国内のタワー・レコードにもこういった各国編集盤やカセットが いっぱい置いてあってお店に行く楽しみがもっとあったような気がします。 (過去を懐かしむのは年を取ったという事ですかね) |
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