ホット・ラヴ/デル・シャノン HOT LOVE/DEL SHANNON


「ホット・ラヴ」はCDシングル(3曲入り)として91年にオーストリア(ヨーロッパ地区)で発売されました。
98年になってオーストラリアで発売された2枚組ベストにも収録されたので、現在ではこちらで聴くことが出来ます。

デルの60年代のイメージからすると意外な曲調で、ややヘビーなスロー・ナンバー、
ジョージとジェフ・リン、トム・ペティがバック・コーラスをつけていますが、
じっくり聴いても3人の声を聞き分けるのは難しいです。




「ホット・ラヴ」収録のベスト盤 2007.1.14
スリップ・ケースに入っていますが、CD本体のジャケット・デザインもスリップ・ケースとほぼ同じです。
発売から年数が経っていますが、リマスターされた音質は2007年時点でも十分通用する音質だと思います。



ブックレットの一部を紹介。

ピーター&ゴードンと。
ミッキー・ドレンツ(モンキーズ)と。

ミシガン州クーパースヒルに建てられた記念碑。
DECEMBER 30.1934 - FEBRUARY 8.1990
(記念碑は雪を被っています)


デル・シャノンといえば日本では「悲しき街角」で有名ですが、個人的には他の曲は初めて聴く曲ばかりでした。
数曲は聞き覚えのある曲が入っていたのですがブックレットの曲目クレジットを見ると誰かのカバー曲であったりします。
なぜか日本のラジオでは「悲しき街角」以外の曲はほとんど流れていないように感じます。

この2枚組ベストで彼の音楽活動の全体像がつかめるようですが、60年代のポップスが好きな人なら文句無く楽しめるCDです。
2番煎じ的な曲も散見されますが、でも聴いていて楽しい曲がいっぱい入っているので許してしまいます。

CD2枚目の1968年以降の作品は、かなり音楽的に変化しているのが良く分かります。

このベスト盤に収録のカバー曲にはピーター&ゴードンでおなじみの「アイ・ゴー・トゥ・ピーセズ」や
「フロム・ミー・トゥ・ユー」(レノン・マッカートニー作としてはデルのカバーがアメリカでの初ヒットとなった)なども収録。
ストーンズの「アンダー・マイ・サム」は演奏も声も本物ソックリ、
ロイ・オービソンの「クライング」も、これまた声がソックリ、
もしかすると彼のステージでは、こういった物真似のコーナーがあったりして観客に受けていたのでは?
っていう気がしますがどうなんでしょう。






デル・シャノンの「悲しき街角」(ランナウェイ)のカバーを収録したCD

「ランナウェイ」を収録したCDシングル。
この曲はトラベリング・ウィルベリーズのアルバムには未収録。

ボーカルはジェフ・リン。






こちらは海賊盤ですが・・・

トラベリング・ウィルベリーズの海賊盤。
選曲はシングルのみに収録されたエクステンデッド・ヴァージョンを中心に各メンバーの関連音源を収録したもので、
「ランナウェイ」(上記で紹介した正規版の音源)も収録しています。



少し音質は落ちますが、こちらにはバック・コーラスが入っていない「ランナウェイ」を収録しています。
基本的には正規リリース版と同じ音源ですが、エンディングはフェード・アウトしないで最後まで収録しています。






ELOのアルバム「ディスカバリー」(2001年リマスター盤)の12曲目にデル・シャノンの
「街角のプレイガール」(リトル・タウン・フラート)を収録。
ほぼ、デルの原曲に近いカバーとなっています。


ジェフ・リンにとってデル・シャノンはまさにヒーローだったのですね。
たしかにデルの2枚組ベストを聴いているとジェフ・リンのポップ感覚に影響を与えていた部分が
多いように感じます。

デル・シャノンがウィルベリーズの一員として加わるという話もありましたが、実現していたらジェフも嬉しかったでしょうね。
「ディスカバリー」のリマスター盤発売に収録させるために、このカバーをどうしても完成させたかったジェフの心境が伺われます。










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